MKS-11G / MKS-11 GN SPECTRA


使用分野
- 税関と国境警備機関
- 法執行機関(内務省、ウクライナ保安局)
- 輸送機関等の検査、海港や河港
- 環境検査
- 公衆衛生·疫学的奉仕
- 放射性廃棄物貯蔵
用途
- ガンマ線とX線の周辺線量当量率の測定(光子電離放射線の周辺線量当量率)
- 中性子線強度の測定(MKS-11GNのみ)
- 放射性核種の種類を同定
- 不揮発性メモリーに振幅ガンマ線スペクトルを蓄積、保存と同定可能
アプリケーション
ガンマ線と中性子線(MKS-11GNのみ)によって放射性物質と核物質の検出、局在と同定のために設計され、その物質の不正な移動を予防する目的で使用される。また、会社や工場において、ガンマ線源や中性子線源(MKS-11GNのみ)に係わる業務に使用される。
特徴
- 高感度ガンマ線のシンチレーション検出器(CsJ)、ガイガー・ミュラー計数管、中性子線のシンチレーション検出装置(LiJ)(MKS-11 GNのみ)
- 電池残量と電池残量表示の自動検出機能
- Bluetooth 機能で検出装置、制御・表示装置とパソコンの間の情報交換
- 128個までのガンマ線スペクトルを保存と伝送可能
- 放射性核種を同定し、その分類を表示(国際原子力機関(IAEA)基準に従って)
- 医療用放射性核種:18F、67Ga、99mTc、111In、123I、131I、201Tl
- 工業用放射性核種:57Co、60Co、133Ba、137Cs、192Ir、152Eu 、241Am
- 特殊核物質:233U、235U、Pu [原子炉のプルトニウム (6%以上が240Pu)]
- 天然放射性物質:40K、226Ra、232Thとその崩壊生成物、238U とその崩壊生成物
注釈:装置が同定する核種の数を必要に応じて増加できる。
- 独立した三種類のしきい値レベルのしきい値警告システム:
- 捜索しきい値レベル(光子電離放射線検出器によるパルス計数率のしきい値)
- 安全しきい値レベル(光子電離放射線の周辺線量当量率のしきい値レベル)
- 中性子線検出器によるパルス計数率のしきい値レベル
主な技術仕様
137Cs基準に対するガンマ線への感度 |
(pulse/s)/(μSv/h) |
100 (以上) |
中性子線への感度 (MKS-11GNのみ): |
|
|
光子電離放射線の周辺線量当量率の測定範囲 |
μSv/h |
0.05 – 9999 |
光子電離放射線の計数率表示範囲 |
pulse/s |
1 – 9999 |
中性子線の計数率表示範囲(MKS-11GNのみ) |
pulse/s |
0.01 – 9999.00 |
光子電離放射線の周辺線量当量率測定の主相対許容誤差限界(137Cs基準) |
|
|
検知される光子電離放射線のエネルギー範囲 |
MeV |
0.033 – 3.000 |
0.05から3.00 MeVまでのエネルギー範囲の光子電離放射線の周辺線量当量率測定の0,662 MeV の基準に相対的なエネルギー依存性(137Cs基準) |
% |
±25 |
検知される中性子線のエネルギー範囲(MKS-11GNのみ) |
MeV |
熱中性子~14.00まで |
振幅ガンマ線スペクトルのチャンネル数 |
チャンネル |
1024 |
装置が動作モードになる準備時間 |
分 |
1 |
ガンマ線バックグラウンドのレベルで時間校正 |
秒 |
2 – 60 |
0,5 μSv/h以下の自然放射線下で、警報システムと画面照明のスイッチ切りで装置の連続使用時間(新たに充電した蓄電池を使用) |
時間 |
30 (以上) |
動作温度範囲 |
°С |
-20 ... +50 |
検出装置の寸法 |
mm |
110х36х83 (以下) |
検出装置の重量 |
kg |
0.4 (以下) |
制御・表示装置の寸法(ベルトを含まず) |
mm |
70х80х32 (以下) |
制御・表示装置の重量 |
kg |
0.13 (以下) |
セットの梱包重量 |
kg |
1.5 (以下) |
同梱品
- 制御と表示の装置
- 検出装置
- ニッケル水素(NiMH)蓄電池単3形1本
- ニッケル水素(NiMH)蓄電池単4形2本
- 蓄電池の充電器
- 革製ケース
- スクリュードライバー
- 取扱説明書
- 包装箱
取扱説明書
証明書
ТУ У 33.2-22362867-021:2011
2011年6月21日の国家保健・衛生検査の結論No. 05.03.02-04/66343